胃カメラ検査前日から検査後までの体験レビュー

      2016/06/28

病院が好きな人ってなかなかいないと思います。

中でも一番嫌な検査の1つである胃カメラ。今回、初めて胃カメラをしてきたので、体験談を振り返ってみます。

なぜ胃カメラをする事になったのか

1ヶ月前から胸焼けがひどく、ゲップをしたいのですがなかなか出ず、無理に出そうとするとゲップではなく胃の内容物や胃液が上がってくる感じになっていました。

寝る時も胃から込み上げてくるものがあって、しばらく症状が治まるまで横になれない時もあります。

また、のどの奥がスースーするというか焼けるような感じがあり、つばが飲み込みづらい感じにもなっていました。

症状が改善されている感じもしなかったので、気になって症状をネットで調べてみました。すると、どうやら逆流性食道炎の症状に似ているようだったので、病院に行ってお医者さん症状を伝えてみました。

診察の結果、やはり逆流性食道炎の疑いがあるとの事で、胃カメラをする運びとなりました。

胃カメラってどんなものか調べてみた

嫌われ者の胃カメラですが、実際どんなものなのか調べてみました。

胃カメラは内視鏡検査の一種

現在の胃カメラはいわゆる内視鏡検査の一種で、上部消化管内視鏡検査と言います。

昔は名前の通り、カメラが取り付けられた管と飲み込んで内部を撮影、検査後に現像して確認する形だったようです。

現在は内視鏡でリアルタイムに動画を観察する事ができます。

検査の対象は胃のほかにも様々

胃カメラと呼んでいますが、検査の対象は胃だけではありません。

食道、胃、十二指腸を対象に潰瘍、炎症が発生してないか、ポリープなど、腫瘍の有無を観察する検査になります。

今回、私は食道をメインに検査する事になりました。

昔は口からが主流だったが、現在は鼻から

昔は胃カメラは口から管を入れる形でしたが、現在は細い管が開発されて鼻から入れる方法もあります。

一般的に口から管を入れると吐き気がする人が多いため、現在は鼻から管を入れる方法の方が主流となっているようです。

お医者さんに聞いた所、口から入れるカメラの方が鮮明な映像のようですが、手術ではなく検査程度なら鼻から入れるカメラでも十分のようです。

鼻からのカメラは吐き気が少なく、検査中にお医者さんとしゃべる事ができます。ただ、鼻の奥が狭く、管が通りづらい人は口からの検査になります。

私は鼻からやりました。ちなみに担当のお医者さんは「口から胃カメラ飲むくらいならやらない!」と断固拒否していました。それくらい口からの胃カメラは苦しいものなのですね。。。

検査前日の過ごし方

胃カメラは消化器官の検査なので検査前日は食事制限があります。ここでは私の検査前日の過ごし方をご紹介します。

胃カメラの検査を受ける前日の食事

病院からは前日の19時までに済ませるようにとの事でした。検査の予約は翌日の9時15分ですので14時間ほどありますので十分な時間です。

消化の良いものを食べるように指定がありましたが、これくらい時間が空いていれば、そこまで神経質になる必要はないと思います。私は18時30分くらいにつけ麺を食べました。大盛で。

消化器官の検査なので、なるべく負担のかかる脂っこいものや食物繊維がたくさん含まれているものを避ければ特に問題ないかと思います。

参考として食物の胃での滞留時間を記載しているサイトがありましたのでご紹介します。

20分~30分・・・・・果物
果物は、消化にほとんど時間がかからず、果物自体に食物酵素が豊富に含まれているので、人間のもつ体内酵素も無駄使いしない食べ物。

1時間~2時間・・・・・・野菜
野菜も、消化にあまり時間がかからず、食物酵素を豊富に含んでいます。

2時間~4時間・・・・・炭水化物
炭水化物(米、パン、パスタ、麺類、調理済みのイモ類)の消化には、時間がかかります。でんぷん質を分解するための酵素が必要になります。

4時間~6時間・・・・タンパク質
タンパク質(肉、魚、卵、乳製品、木の実、種子類)の消化には、最も時間を要します。タンパク質を分解するための酵素が必要です。

引用元:「食物の胃での滞留時間、ご存知ですか?」医療法人 弘鳳会

胃カメラの検査を受ける前日の飲み物

病院からは牛乳などの乳製品は前日の19時まで、その他の飲み物は前日の就寝前までとの事でした。

アルコールについては前日から控えるようにとの事。理由としては検査当日に使用する麻酔や鎮静剤が、アルコールとの相乗効果で効きすぎてしまって、検査に悪影響なるためです。

当日は検査2時間前までにお水のみ200ml(コップ1杯)程度なら飲んでも構わないとの事でした。

胃カメラの検査を受ける前日の薬

常用している薬がある場合は事前の診察の時にお医者さんに相談しましょう。

病院からもらった注意事項に明記されていたものは、抗血栓薬は使用を控えるようにとの事でした。抗血栓薬とは簡単にいうと血液をサラサラにする効果があるのですが、胃カメラの時に生検(組織の一部を採取して病理検査する事)をする場合に出血するので、止血に影響があるためです。

この抗血栓薬の中にはあのバファリンも含まれていました。バファリンの主成分であるアスピリンが抗血栓薬としても使用されているからです。鎮痛剤でバファリンを利用している人は注意しましょう。

胃カメラの検査を受ける当日の流れ

当日は朝からの検査でした。胃カメラを受ける当日の流れをご紹介します。

血圧測定

最初に血圧を測りました。朝だったので上が93くらいでした。。。ここであまりにも高血圧だと胃カメラの受ける事が出来なくなる可能性もあります。やはり、苦しさから血圧が上昇する傾向があるためです。

前日の注意事項の確認

前日の注意事項を改めて確認する感じでした。真面目な私はしっかり守っていたので、ここはスムーズでした。

胃を洗浄する薬を飲む

紙コップに半分くらいの透明な液体を飲みました。まずかったです。なんていうか生々しい風味がしました。でも今になれば序の口でしたね。

口からの胃カメラ(!?)のため、のどに麻酔をかける。

ここで看護師さんから「今日は口からカメラを入れます。」という衝撃的な発言がありました。そのため、ゼリー状の麻酔薬でのどに麻酔をかけました。

これがキョーレツにまずかったです!しかも麻酔がかかるまで数分間、のどの奥に溜めておかないといけませんでした。麻酔がかかった後は紙コップに吐き出しました。飲み込むのは無理ですねあれは。。。

処置室に通され説明を受ける

胃カメラをする処置室に通され検査方法の説明を受けました。

ここでどうしても気になって、なぜ口からになったのか聞いてみました。本来、胃カメラをすることになった時の診察で鼻か口か選べるみたいで、私の場合は何も聞かれずになぜか口となっていたみたいです。

「鼻にしますか?」と検査するお医者さんが聞いてきたので「鼻で!」と即答しました。

鼻から胃カメラを挿入

鼻からカメラを入れる前に、ゼリー状の麻酔を樹脂でできた柔らかい管に塗って鼻の奥にしばらく入れたまま、麻酔が効くのを待ちます。

最初左の鼻に入れたのですが、鼻の奥が狭かったみたいで、右の鼻になりました。その後、内視鏡を鼻から入れました。

のどに到達した所でカメラを飲み込み、食道にカメラが入っていきました。

鼻からでも十分苦しいです。ゲップが上がってくるのですが、カメラがあるので上まで行けず、お腹に戻るのでどんどんお腹に空気がたまって苦しいです。

それに言ってみれば食道に異物(胃カメラ)が入っているので嚥下も起こります。鼻汁、よだれ、涙を垂れ流しです。

そんな中、お医者さんから「食道が荒れてるね。逆流性食道炎だね。」とか「ここ(食道)にポリープがあるのわかるかな?」とか言ってなんか説明しているのですが、全然頭に入ってきませんでした

しばらくして、自分がすごい力んでいる事に気づきました。お医者さんに力を抜くようにと言われて、従うと結構楽になりました。カメラを動かさなければ話すこともできました。

終わりかけに「大丈夫だと思うけど、一応ポリープがあるから組織を取らせてもらうね。」という事で、胃カメラの中にさらに細いワイヤーのようなものを入れました。その先にはさみが付いていて、ポリープ付近の組織をそれでチョキっと採取していました。痛みは全然ありませんでしたが、出血は目に見える程度はありました。

検査は10分くらいで終わりました。検査中、看護師さんがずっと背中をさすってくれていた事で気が紛れました。

胃カメラ終了、画像見ながら説明を受ける

終了後、検査したお医者さんから画像を見ながら説明を受けます。逆流性食道炎食道のポリープに加え、食道裂孔ヘルニアというものも見つかりました。

逆流性食道炎は胃液が食道に逆流して炎症を起こしてしまう病気です。食道裂孔ヘルニアは胃の一部が胸部(食道のほう)に突出してしまっている状態の事を言います。そうなると胃の入り口が広がっているので胃液が逆流しやすいとのお話でした。

ポリープについても色などから問題はないと思うが一応、病理検査しますという事でした。

出血を抑える薬を鼻に噴射

処置室を出た後に鼻の出血を抑える薬を鼻に噴射しました。私の場合はそれほど出血はなかったので、すぐに止まりました。

今後の過ごし方についての説明を受ける

今後の過ごし方について説明を受けました。おもな点は以下。

  • 水分1時間後
  • 食事2時間後
  • 車の運転3時間後
  • 鼻を強くかむのは3時間後
  • 当日の食事は消化の良いもの
  • 2~3日はアルコール、刺激の強い食事は避ける。
  • タバコは3時間後

こんな感じでした。

検査結果診断

検査後にざっくり教えてもらいましたが、内科のお医者さんから改めてお話しがありました。

検査後の説明のように逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、食道のポリープが見つかりましたというお話しと、次回診察(病理検査の結果)の日程調整、処方する薬の話しなどです。

かかった時間

胃カメラ検査は検査後の説明も入れて1時間30分くらいだったのですが、その後の内科診察の待ち時間だけで3時間超と恐ろしく長かったです。

病院の診察システムにトラブルがあったようで、朝から2時間くらい診察できなかったみたいです。内科の診察自体は10分くらいで終わりました。

会計や薬の受け取りなどすべて終わったのが14時30分頃。朝9時頃から病院にいたので5時間30分くらいかかった事になりますね。いや~長かったです。

料金

かかった料金は大体、胃カメラが5000円病理検査2000円薬1000円診察800円でした。ここは病院や処方される薬によって幅があると思います。

ちなみに今回は、お医者さんの診察を受けて胃カメラの検査が必要と判断されたので保険が適用され、3割負担でこの料金でした。

人間ドックで胃カメラを受けた場合は保険が効きませんので注意してください。

まとめ

今回、胃カメラ検査をして色々見つかりましたが、かえってよかったと思っています。これで異常がなかったら、検査を受けるきっかけになった症状をどうやって治せばよいかわからなくなるので。

逆流性食道炎は治療に時間がかかる事が多いみたいですが、しっかり治療していきたいと思います。みなさんも体の異常が長く続くようでしたら一度、病院に行くことをおすすめします。

 

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