【初心者】初めての二郎の食べ方(ひばりヶ丘店) 後編
前回は二郎に行く準備から店に入るまでをご紹介しました。
今回はいよいよ入店、注文方法や食べ方についてご紹介していきます。
同じ二郎でも店舗によって麺やスープ、乳化具合など違いがあります。トッピングの注文方法(コール)についても異なる部分があるので、この記事でしっかり予習してくださいね。
少しでも二郎ひばりヶ丘店の雰囲気やイメージを掴んでもらえたらいいなと思います。
目次
二郎に入店したら
とうとう二郎へ入店します。初めてだとドキドキですね!
食券を買う
二郎の店内は狭いです。ひばりヶ丘店も例外ではありませんので事前に位置を把握しておくとスムーズです。
入店したら入口のすぐ左手に券売機があるので、食券を購入しましょう。ひばりヶ丘店のメニューは下記になります。
- 少なめ (豚1枚)
- ラーメン (豚2枚)
- 大ラーメン (豚2枚)
- ラーメン豚入り (豚4枚)
- 大ラーメン豚入り(豚4枚)
※ 豚ダブルは現在は注文できなくなっています。(2016/9/30)
初めは少なめか普通のラーメンをおすすめします。少なめでも普通のラーメン屋の大盛くらいの量はあります。
水は席に着く前に持っていく
食券を購入したら、席に座る前に水を持っていきましょう。自分で飲み物を持参している人は必要があればで大丈夫です。
店内は狭いので、移動がしづらいので席に座る前にすべて済ませておきましょう。
給水器は券売機のすぐ近くにあります。コップも備え付けられていますので、汲んでから席に着きましょう。
身の回りのものは机の下かハンガーへ
席の背中側が壁になっており、ハンガー掛けがありますので上着などはそこに掛けれます。
また、カウンターの下に棚が付いているので、バッグはそこに置けます。ただし、そんなに大きなものは置けないので、登山用のリュックなど大きなものは自分の上着をかけた壁側の下に置いている人もいます。
着席から着丼まで
とうとう二郎で自分のスペースを確保しました。二郎のラーメンまであと一歩です。
カウンターに食券を出す
無事、席に座ったらカウンターの上に食券を置きましょう。
少なめでも食べきる自信がない人は、このタイミングで麺の量を少なくしてほしい旨伝えれば対応してくれます。ただし、並んでいるときに麺の量を聞かれた場合はそのタイミングで言いましょう。
普通のラーメンを頼んで麺を半分にすることもできます。少なめだと豚1枚なのに対し、こちらは豚2枚入るので豚を食べたい人に適しています。
店舗によっては麺の固さをこのタイミングで指定することができますが、ひばりヶ丘店は麺の固さは指定できません。
基本的に柔らかめですが、麺のコシが強いので私はちょうどいいと感じています。ちなみに私は家系だと麺カタを注文します。
周りのラーメンを観察する
あまりジロジロ見ると怪しまれますが、周囲のラーメンを確認してヤサイやニンニクの量を確認しておきましょう。
ひばりヶ丘店はカウンターのみの12席です。1ロット6食の単位でラーメンを作ります。
自分がコールする前にほかの人のコールしたラーメンが見れるので、どのコールをしたらどのくらいの量になるのかを確認しましょう。それによって自分のコールを決めるといいでしょう。
あとは店主の華麗な手さばきに酔いしれるのもアリです。特に化学調味料の入れ方、ヤサイの盛りは芸術的です。
ニンニク入れますか?と聞かれたら呪文詠唱開始!
提供直前に聞かれる無料トッピング。いわゆるコールと呼ばれる言い方でトッピングしたり、量を増やしたりする事ができます。
無料トッピングはヤサイ、ニンニク、カラメ(味の濃さ)、アブラの4種類。
ヤサイはもやしとキャベツを混ぜたもの。この時にコールしなくでもデフォルトで結構盛られています。ヤサイナシと言わない限り、盛られています。
ニンニクはおろしニンニクではなく、刻みニンニクです。コールしないと入りません。
カラメは味の濃さです。ひばりヶ丘店はデフォルトで味が濃いので、初めての方はそのままがいいでしょう。
アブラは背脂をトッピングしてくれます。デフォルトでも結構脂っこいので、これも初めての人はそのままで。
タイミングは店主が「ニンニク入れますか?」と聞いてきます。これを聞かれたら無料トッピング開始の合図です。
例えばヤサイをデフォルトでニンニクだけトッピングしたい場合は「ニンニクだけお願いします」と言えば、ヤサイとニンニクがトッピングされたものが出てきます。
ヤサイがいらない場合は「ヤサイナシ」と伝えましょう。ヤサイに関してはナシと明示しない限りトッピングされてます。
個人的には嫌いでなければニンニクを入れることをおすすめします。ひばりヶ丘店はニンニクには産地を気にするくらいこだわりがあります。
「マシ」は「増し」の事で「マシマシ」だとさらに野菜が多くなります。ただし、「マシマシ」という単語を嫌がる店舗もあるので注意してください。
ひばりヶ丘店は「マシマシ」はできません。また、「マシ」に関しても「ヤサイ」と伝えるだけで、ヤサイ=ヤサイマシなので不要です。
ヤサイとニンニクとトッピングしたい場合は、「ニンニク入れますか?」と聞かれたら「お願いします」とだけ伝えれば、ヤサイとニンニクがトッピングされてきます。
ちなみに「ニンニクのみで」と伝えてもヤサイがトッピングされてきましたので、はやり明示的に「ヤサイナシ」と言わない限り、ヤサイはトッピングされてくるようです。
二郎の食べ方
コールが終わるとその通りにトッピングされてラーメンが到着します。最初は大盛り過ぎてどう食べていいのかわからないかもしれませんが、落ち着いて対処しましょう。
上のヤサイを削る
ヤサイが山のように盛られているはずです。このまま麺を食べるとヤサイをテーブルにこぼす可能性があるので、ある程度ヤサイを食べましょう。味はついていないので、スープにつけて食べるとおいしいです。
最初にヤサイ食べることによって、コース料理の前菜的な役割を果たしてくれます。これから始まる厳しい戦いの前哨戦と位置付けてもいいでしょう。
天地返しはしない
ある程度ヤサイを削ったら下にある麺と上にあるヤサイを入れ替える天地返しをするのが、ジロリアンの食べ方ですが、私は天地返しはしません。
理由は2点あります。1点は麺にスープを吸わせたいからです。スープには豚の旨みがたっぷり入っています。それを麺に吸わせることによって、麺自体にスープが染み込み、旨さが倍増します。旨みたっぷりのスープを吸って、色がついた麺はそれだけでご飯のおかずになるのではと思わせるくらいです。詳しくは下記の記事で語っています。
2点目はヤサイをすぐ食べれるようにしておくためです。二郎は旨みが濃いので舌が疲れてしまうのですが、ヤサイの歯ごたえや水分によってリフレッシュされて最後まで飽きずに食べることができます。天使返しをすると、ヤサイだけ食べたい時に麺が被さっているので取り出しにくくなってしまします。
以上の理由により、私は天地返しはしません。
麺とヤサイをバランスよく、豚は中盤までに
麺を取り出せるようになってからは、本能のままに食べましょう。アドバイスするとすればヤサイと麺を一緒に食べていくと、色々な味や食感を味わうことができるので、飽きずにおいしく食べられると思います。
豚に関してはできれば中盤までに片づけておきましょう。終盤にヘビーなものを取っておくと食べきるのに大変です。また、油が多く旨みが強い物は最初に食べると旨みの感じ方が強いので、よりおいしく食べることができます。最初の一口がおいしいのと同じ理屈です。
ニンニクに関しては序盤に混ぜるより、食べている途中で混ぜることによって、味に変化を加えることができます。
スープは飲まなくて問題なし
ひばりヶ丘店のスープは非常に濃いです。塩分も強いので、ジロリアンでも完飲する人はあまりいません。私が見た感じでは半分以上の人は残しています。
スープを残しても怒られたりしないので、体のためにも残しましょう。ひばりヶ丘店にレンゲがないのは、「うちのはスープじゃないよ。つけ汁だよ」というメッセージだと勝手に解釈しています。
食べ終わった丼ぶりはカウンターの上へ
食べ終わったら、丼ぶりやコップをカウンターの上へ置き、テーブルを備え付けの布巾で拭いてから店の外に出ましょう。
まとめ
ひばりヶ丘店を例に二郎の注文方法や食べ方をご紹介させていただきました。
前回と今回の記事を参考にぜひ二郎へチャレンジしてみてくださいね。
近くに二郎やインスパイア系がない人や、やっぱりお店に行くのは気が引けるという人は通販サイトを利用してみるのも手です。
コンビニやスーパーなどで売られているインスタントラーメンではなく、お店で出している麺やスープをそのまま届けてくれるサービスです。家にいながらにして、有名店のラーメンを食べれます。インスパイア系も多数ありますよ!