【インスパイア系】ラーメン二郎のいまさら聞けない基礎知識

      2016/09/09

関東を中心に熱狂的な人気を誇るラーメン二郎。関東に住んでいる人なら、一度はこの名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

二郎には直系と呼ばれているお店のほかにインスパイア系と呼ばれているお店もあります。

「直系とインスパイア系って何が違うの?そもそも二郎ってなんでこんなに人気なの?」

という人のために、今回はラーメン二郎というお店の説明とどうやって店舗数を伸ばしてきたのか、インスパイア系とは何かという部分に関してご紹介します。

この部分に関しては諸説あるので、一個人の見解としてお読みください。

二郎は老舗のラーメン屋だった

二郎は1968年に開店。もうすぐ50周年になる老舗ラーメン店なのです。飲食店で50年続くのはなかなかないですよね。

二郎?次郎?

当時は「二郎」ではなく「次郎」でした。のちに移転した時に看板屋が間違って「二郎」と表記してしまったことがきっかけで、そのまま使用しているようです。あまり名前にこだわらない感じですね。

二郎を作り出した偉大なる人物

本店は東京都港区三田にあり、創業者は山田拓美氏。ジロリアンからは「総帥」、親しみをこめて「オヤジ」と呼ばれています。

店名のエピソードからもわかるように、あまり細かい事は気にしないタイプのようです。二郎グループの中で唯一、呪文(コール)が効きません(野菜の量は気分で変わります)。

オヤジが作るとラーメンを運ぶ時にスープにが入っていることがあり、それが最後の調味料になっているとの噂も。

二郎の人気の理由

二郎がなぜここまで人気になったかというと、圧倒的な量、そしてそれを600円台という安さで提供していることです。

大量の極太麺に山のように積まれた野菜、そしてぶ厚いチャーシュー(通称:豚)。初めて行く人は必ずといっていいほどびっくりするような量です。

昔は普通の量だったようですが、300円台という安さで提供していたようです。二郎は昔も今もお財布にやさしいお店だったようですね。

お腹にはやさしくないですけどね(笑)

二郎はどうやってここまで増えていったのか

二郎の名前でお店を出すには、一定のルールがあるようです。

二郎は暖簾分け形式

三田に本店がある二郎ですが、現在は関東を中心にお店が増えています。二郎は暖簾分けという形で店舗を増やしています。暖簾分けは本店で修業した人だけが許されており、直系のお店で修業してから本店で修業し、独立する人が多いようです。

経営はそれぞれ独立していて、各店舗のラーメンの味はベースは一緒ですが、各配分は各店主に委ねられているため、醤油が強めのお店、乳化の可否など各店舗によってラーメンの味に個性があります。

そのため、二郎をこよなく愛する人たち(通称:ジロリアン)は様々な店舗を食べ歩く「巡礼」と呼ばれる行為をします。

修業した人が厨房にいないとダメ

また、二郎グループのルールとして営業時間内は本店で修業した人が、厨房にいなければいけません。それを破った場合は破門になる事もあるようです。

実際に武蔵小杉店の店主が二郎とは別のラーメン屋(らーめんこじろう526)を創業して、自分はそっちの厨房でラーメンを作り、二郎武蔵小杉店をほかの人に任せていたことが発覚しました。その結果、総帥から破門を言い渡されて、武蔵小杉店はなくなりました。

このようなルールがあるため、独立した店主が自分のお店をチェーン展開する事は出来なくなっています。

先日、二郎府中店の店主がワンオペで無休で働き続けて、体を壊したニュースがありましたが、このルールが少なからず影響しているかもしれません。

二郎インスパイア系と呼ばれるラーメン

二郎とは別に二郎インスパイア系と呼ばれるラーメンもあります。

インスパイア系とは二郎の名前の名乗れないが、二郎ライクなラーメンを提供しているお店です。

インスパイア系は大きく2つに分けられます。

1つは二郎で修業をしていない人が、試行錯誤して二郎のラーメンをマネしているパターン。

もう1つは以前は二郎直系のお店だったが、色々な理由により店名を変更したパターン。

前述したとおり暖簾分けで独立しても、二郎を名乗る限りはチェーン展開できません。そのため二郎の名を捨てて独自のお店を展開する人が現れました。「堀切系」と呼ばれるラーメン大や旧二郎赤羽店だった「富士丸」などがそれにあたります。

暖簾分けという形式しか二郎を出店できないので、修業していない人は二郎を名乗りたくても名乗れない、故にインスパイア系の出店が増えていると考えられます。

近くに二郎直系のお店がない地域はインスパイア系はありがたい存在ですよね。また、入りやすいお店も多いので、直径のお店に行く前にまずインスパイア系のお店に行ってみるのもアリです。

お店によって味も様々(ベースは二郎の味ですが)な個性を出しているので、インスパイア系を巡ってみるもの面白いですね。

まとめ

「二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物也」

二郎には上記のような格言があるくらい、特徴的なラーメンです。現在も店舗数を増やしていますし、それ以上にインスパイア系のお店も増えている事でもわかるように、人気は衰えていません。

まだ、行ったことがない人は一度行ってみることをおすすめします。よくも悪くも驚くはずです(笑)。

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